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風の向くまま
日常とかプレイ記とかまあ色々
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文章更新しました。当初は幻水5発売2周年記念……の予定だったのですが、あまりに書くのが遅れてたので、あくまで記念とかその辺の関係はナシ、ということに。
今更「記念!」とかつけるのはおこがましいので……本当に。
オフでは一応全部書いてはあるのですが、王子の口調の変化と追加で入れなければいけない描写があるので後編は……気長にお待ちくださいませ。パソにはまだ一文字も打ってません……。(汗
私が書くとリムは子供っぽい面が強く出ますが、ゲーム中であれば陥落後とのギャップを出したいようです。戴冠式後からのリムが好きなので。
今回の場合は大人びたままだと嫌だ、というのもありますが。
あとはED後にリムがすぐ政務をこなすのはおかしい、とか色々ありますが……その辺りは話し出すと長くなるのでまたの機会に。
ぽろっとネタが浮かんだのでラプソネタも書きたいと思ってます。「眼差し~」も……止まってますし。本気で難しいです5章……。
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文章一本追加。4主がいないのって本当に少ないですね、私の文章。
リンクも貼らせていただきました。日頃お世話になっている方ばかりです。ありがとうございます。

実はオフで5本編を地道に書いていたりするのですが、そっちで4主が出したくて仕方ありません。
元々出す予定はある、というかこればっかりは予定ではなく意地でも出す、というのが正しいところですが、当面先なんですよね、出番が……。本編崩す気はないので女王騎士4主は使えませんし、ウチの4主のキャラ的に無理ですが。
本編やっているせいで設定は王子の方が圧倒的に多いのですが、やはり私の頭の中の大半は4主で占められているようで。突発的にギャグでもボケでもない格好良い4主が無性に書きたくなります。
……というわけで、電車の中で書き始めてます。基本的に電車でメモ帳書きは字の文をほとんど入れないのですが、まあ面白いように進む進む。何か色々と溜まっていたらしいです。

ついでに、設定の方で4と5の軍と城(船)の名前載せました。
4の船、5の軍はともかく、もう片方は変わる可能性が高いですが。
意味合いも含めてダージリンから引っ張ってきた(5の城は読み方少し変えました)のですが、ややしっくり来ない。4の軍はまだいいんですがね。
私の場合、軍と城の名前を決めろと言われると必ずどちらかが駄目になります。片方はしっかりと決められるんですけどね。
ネタが今一つだったので、近いうちに拍手も変えるかもしれません。

週末多数の方に来ていただきました。チキンなため喜びながらびびっております。拍手も押して下さった方、ありがとうございました!
地道に細々と頑張っていこうと思います。

作成終了とか言っておきながら追加事項をせっせと作ってます。
設定まとめている段階で気づいてたんですが、私の幻水二次、5の方が設定多いです。
PS2の購入が遅かったため先にやったのが5ということもありますが、発売前からサイトを見ていたのが一番強いんでしょうね。プレイする前から王子の性格が出来ていました。以前は4が書きにくかったこともあります。もっとも、まともに文章化したのは公式ノベルが出てからですが。
好きな人には申し訳ありませんが、私2巻の時点で藤田さんの書き下ろしイラストのために買ってました。王子があまりに幼く思慮が浅く見えたのでかなりの拒否反応が出まして。3巻に至っては場面ごとに細切れにしか読めませんでした。
4の公式ノベルの完成度が非常に高かったせいで余計に強く出たんでしょうね。出来れば5も高瀬さんに書いて欲しかったです。
ともあれ、「だったらもういい。自分で納得出来るものを自分で書く」と考えてしまったために設定をがっちり決めてしまったんです。気がつけば独自で組んだ設定を外すと説明出来ない箇所が多くあります。(特に王子の性格)
二次として書く以上必要以上に原作を崩してはいけないのが最低限のルールですが、崩れていそうなところがあるような気がして情けない限りです。
ですが誰かからの批評は欲しいっていうのはあるんです。見るのが自分だけではレベルだって上がりませんから。自分がロクに感想を書けないのに厚かましいですが、人に見て貰いたい何か一言でも頂きたいと思うのですよ。
一応オフで手書きしてはいますが追加で加えている設定を入れても、上げていいのかという気になっています。「我が剣~」も王子を可能な限りぼかしていますし。4が大好きなのは散々言ってきましたが5だって好きなんです。私自身滅茶苦茶に崩してキャラを破壊したくはありません。
設定まとめてはいますが、5の文章は上げるまで少し時間がかかると思われます。私がチキンなだけなのでしょうが、ちゃんと「うちのはこんなの」と平気で言えるようになったら上げていきたいです。

妙に欝な展開でしたが、昨日追加設定をまとめている時に「粗をつついて理論武装して強引にオリジ入れてる」と兄君様に言われたので。今一つ否定出来ず。
でも二次創作って多少なりともオリジナルは入ると思います。特に幻水では主人公の性格等が外伝以外はあまり定まっていないので。というわけで、多少は他の方と違ったところがあっても良いはずなのですよ。大幅に脱線さえしなければ……!余計だったり他の方がドン引きしそうな設定とか作らなければ……!!
……今更ですが……私自他共に認めるダーク設定好きです。これは4主にさえ反映されています……。(滝汗
とりあえず……もうドリー夢小説嫌いとは言わないことにしておきます……。あとはダーク、可能な限り抑えて、な……。

以下、紅羽様から回ってきたバトン解答。ありがとうございますー。

 ラズリルの街の片隅に、小さな共同墓地がある。墓地と言っても数は少なく、中が空の墓も珍しくない。ここには海ではなく土に還ることを望む者が眠り、故人の名残を求める者が空の墓を造り己を慰めるのだ。
 その一角を、カイルはゆっくりと歩いていた。まるで何かを探すように。
「カイル、こんな所で何してるの?」
 声をかけられ、足を止めて視線を向ける。少し離れていた距離を詰めるようにキリルが足早に近づいてきた。後をついてきているらしいことは気づいていたが、特に話すようなこともないので気に留めずにおいたのだ。
「カイルがここに行くのが見えてさ。ケネスさんにも、夕方からはあんまり目離さないように言われてたし」
 口実かどうかは捨て置いてもケネスがそう言ったのは真実だろう。二年前、最後に紋章を使った時からカイルの意識は決まったサイクルで紋章に引き込まれるようになったのだ。その間何一つ行動が取れず、当然少し離れた所にいたら戻ってくることも出来ない。派遣クエストを含めてカイルの生活に規制が多いのはそのためだ。
「誰かのお墓参りかい?」
 キリルの言葉にカイルは首を横に振り、再び歩き始めた。
「確かめに、来たんだ」
「何を?」
 その問いには答えず、やがて一つの小さな墓の前で屈み込んだ。
 土埃に汚れた墓標から、ここに来る人のいないことが推測出来る。文字が潰れて読み難くなってしまったそれには主の名はなく、「292年4月 風の日 三十代男性」とだけ彫り込まれていた。どこの人間なのかはまったくわからない。
「……誰のお墓?」
「僕と一緒にラズリルに着いた人」
「えっ……!?」
「聞いてない?小さい頃にラズリルに流れ着いた。だから『海流』(カイル)」
 キリルの動揺をよそに、カイルは淡々と言葉を紡ぎながら墓標を軽く撫でた。
 本当の名も意味も、恐らく別にあるのだろう。この名とて、つけられた理由は海を流れてきたから、海流に乗って流されてきたから、そんなものだ。だが自分の名はこれで正しいと、そうカイルは思っていた。海と繋がる存在としてのこの名こそが自分を表すのだと。たとえ本当の名を教えられたところで、それを受け入れるには長い時間がかかるはずだ。知りもしないものなのだから。
「この人……名前って、わかるの?」
「知らない。着いた時にはもう死んでたって」
「覚えてないの?」
 無言で再び首を横に振る。墓標を撫でていた手を引っ込め、先ほどよりは綺麗になったそれを眺めながらカイルはぽつりと呟いた。
「……聞きたかったのにな」
「何を?」
「あの人は誰だろうって」
 キリルは怪訝そうな顔をしたが、カイルは気に留めなかった。
 あの優しいオルゴールの音。解放を望まず、ただこちらを見つめるだけだったあの女性。
 そして二年前、エルイールに攻め込む前夜に聞いたリノの話。
 それら総ての答えを知るであろう人は決して語ることなく、目の前でこうして冷たく在るだけだ。ラズリルで誕生した「海流」と、それまでの「誰か」の境界として。
 あくまで墓、ということだろうか。他人も同然の「誰か」の生を引き継ぐことなど出来ない。ならば「海流」である自分には、その「誰か」のものを知る資格はないということか。
「――キリル君、行こう」
「もういいの?」
「うん」
 踵を返し、来た時とは打って変わって普段と同じ歩調で歩くカイルがそれを振り返ることはなかった。

「カイル」
 声をかけられ、カイルは無言のまま顔を上げた。目の前にまだ温かい紙袋が突き出される。それが差し入れであることを察して、彼は僅かに口許を綻ばせた。
「何も外でやらなくてもいいだろう。風で書類が飛んだらどうする気だ?」
「綴じてるから平気。それに……」
 言いかけたところで傍らに置いていた剣を掴み、書類束と一緒に渡したばかりの紙袋を押し付け、立ち上がる。鞘を残して駆け出した先には、今しがた船首によじ登ってきたくらげおとこが三体。それらを苦もなく斬り捨てて、カイルは何でもなかったような顔で戻ってきた。
「駆除と甲板の掃除は仕事」
 それだけ言うと、今度はデッキブラシとバケツを手に取り、先ほどのモンスターの残骸の方へ行ってしまった。
 考えたら、彼は船が碇泊するまで殆ど甲板にいる。そこで書類に目を通すのは彼なりに時間を有効活用しているのだろう。
 もっとも――
「十四枚目から先、えらく綺麗だな……」
 彼の文章の読解スピードが非常に遅いのも原因の一つである。

 夕方、軍師の部屋から出てきたカイルはどことなくしょぼくれていた。
「どしたの?」
 こちらの問いには何も言わずに首を振って答えただけだったが、付き合いが長いせいか大体想像がつく。
 手許の報告書を軽く覗き込む。――案の定。
「――書き直し?」
 今度は素直にこくりと頷いた。そのまま心なし影を濃くして自室の方へと戻っていく。
 カイルの字はとにかく汚い。まるで小さな子供のような字を書くのである。一応これにも事情があり、現在矯正の真っ最中なのだが、そんな言い訳があの軍師に通用するわけもない。酷い時は四、五回書き直しを命じられる。それでも酒瓶で殴られることがないのは、字以外は完璧に仕事をこなしているからに他ならない。
 故に、カイルの就寝時間はいつも遅い。
 もっとも――
「もうちょっと速く書ければ早く寝られると思うんだけど……」
 カイルの筆記スピードが非常に遅いことも原因の一つである。

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まさしく「やまなし、おちなし、いみなし」。実際完全な小ネタで作った代物です。
元々は設定変更後の4主の書き方練習なのですがね。殺陣描写、説明が極端に少ないのはそういう理由。むしろこれ殺陣とは絶対言わない。
ちなみに相手はケネスとジュエル。私の二周目の流刑メンバー。この二人が書きやすいせいもあります。
読み書きが遅いのは前に設定に載せた通り。事情に関してはちゃんと出来ているので余裕があれば上げる方針で。
ここ数年ギャグがほぼ全く書けなくなってるんです、私……。これも一応ギャグにする予定だったもの。書きたいんですけどね……。

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